【ブラック研修体験談】ブラック企業時代のやばい研修 Part1

COJI’S

こんにちはCOJI(@COJIsan0611)です。

今回はブラック企業時代に経験したやばい研修についてつらつらと書いていきます。

まず、この記事の注意点として

  • 以前のことなのであいまいな部分あり
  • 特定を避けるために内容を多少変えてます
  • 有益性はありません
  • 就職控えてる人・・・ごめんなさい!

就職控えてる人は読まない方がいいかも。笑

とにかく世の中の会社が全部こんな感じって思わないでください!

本当に特例中の特例だと思います。
何も考えずに体験談を物語形式で書きました。

割と長めなので覚悟してください!

それではいきましょうか。

地獄のはじまり 〜プロローグ〜

わたしは新卒でとある中小企業に入社し、営業として働いていました。
入社して2年くらいが経ち、なんとなく仕事もこなせるようになってきたころに

突然、歯がない上司から

「再来週から研修だから、準備してしといてな!」

と輝かしいブラックスマイルで言われました。

 

・・・準備?

 

なんの準備?笑

研修に準備って必要?

 

そんな風に思いながらも、入社したての従順なわたしは
少しだけ疑問を感じながらも淡々と日々を過ごしていきました。

 

また数日後に歯がない上司が

「研修の案内が来たから、渡しておくわ」

と言いながら1枚の書類を渡してきました。

そして、付け加えるように

「泊まりだから、日用品とか、着替えとか、眼鏡とか、のど飴とか持っていておけよ」

そんな風に言ってきた。(確かね)

 

ここでわたしはやっと察したのだ

 

・・・泊まりの研修かよ!!!
情報量少なすぎだろ!!

 

よくよく聞いたら3泊4日。

COJI
COJI

なっが。笑

渡された書類を見てみると見たこともない駅名。

「あとは時刻通りに着けば、先生が案内してくれるから!」

といって歯がない上司は去っていった。

 

 

まず先生って誰やねん!!

 

なにこの不明点の多さ。不透明すぎる!!

都会の川かよ!!ってくらい不透明。

不明点は多いにせよ、会社の研修だから参加しないわけにもいかず。
「適当に終わらせればいいや!」なんておもってました。

 

ここが地獄のはじまりとも知らずに。

 

ちなみにしっかり3連休にぶつけられました!

\ 代休はもちろんなし /

COJI
COJI

逆にしっかりしてるな!

到着 〜はじめのあいさつ〜

なんやかんやで研修当日に指定の駅まで行ってみると。

でました、無人駅。笑

民家がほとんどないような
とてつもない田舎に集合させられました。

しかも、秋とかで寒かった記憶がある。

声がかかったのはわたしに年齢の近い、比較的若手の4人でした。

なのでわたしを含めて5人。

簡単にメンバーをまとめると

A:年長、真面目なポンコツ
B:元ヤンの年下
C:まともな好青年。絵がうまい。
D:ポンコツ。お気楽、同い年

あとわたし、そんな感じでした。

5人でタクシーで宿?(ボロい施設)まで移動しとりあえず門の前で待っていると。

「君たちが◯◯会社の人間か?」

と、呼びかける声が。

振り向くと、40〜50代くらいの男性が1人立っていた。

C(好青年)が

「そうです!」

と答えると。

「ついてこい、施設を案内する。」

と男が言った。

 

 

・・・いや、なにこれ?笑

 

ってか、自己紹介は?w
声もちっちゃすぎるんよ!

 

なんて言う間もなく、施設をひとしきり案内された。(雑にね)

最後に自分達の部屋に通され

「携帯と電子機器類は預かっておく」

などといわれ、愛しの携帯達は没収。

「あと、この研修の面倒を見る◯◯だ。」

「15時に武道場に集合。以上だ。」

そう言って、男は部屋を出ていった。

 

 

・・・いや、お前が先生かーい!笑

 

 

この時点でツッコミどころ満載なんですが、まだ序盤です。

ツッコミ役の芸人さんにとっては天国のような場所や展開でした。

先生(?)は小さい鬼みたいなかんじだったので、以下は小鬼で。

最初の試練 〜暗唱〜

指示通りに15時に武道場に行くと
武道場はただならぬ雰囲気だったのを覚えています。

カーテンは全て閉められ、昼間だというのに真っ暗。
武道場の奥には掛け軸があり、克己と大きく書いてある。

COJI
COJI

ベタ。笑

その掛け軸の前に小鬼(先生)が腕をくんで座っていた。

「座れ」

と小さく一言。

体育館は結構寒くB(元ヤン)が

「寒くて座れないっしょこれ….」

と言った瞬間に

「座れッ!!!!」

と小鬼(先生)が怒鳴った。

意外と迫力はあった。
刃牙の勇次郎を弱くしたかんじの怒鳴り方だった。

COJI
COJI

分かる人にはわかる!

 

 

渋々、床に座る5人。

 

小鬼「まず、お前たちには感謝が足りない。」

 

 

?!?!?!?www

 

 

小鬼「この機会を下さった、社長への感謝だ。」

 

 

・・・・・!?!?w

 

5人全員ポカーンって感じだったのをおぼえてる
この演説はだいたい2時間くらい続いた

冒頭演説ってやつかな?

うろ覚えだけど、まとめると

  • 社長への感謝が足りない
  • お前らは甘い
  • 社会人を舐めてる
  • とにかく舐めてる

みたいな感じでずっと説教された。笑
そして、最終的に

「社長への感謝を表すために、社長の思いが詰まった会社の理念と社長の考えを暗記しろ。」

と言われ、会社理念と社長の謎のメッセージを暗記することに。

 

・・・いやなんで暗唱?!?!

 

ただこれが終わらないとご飯すら食べれなそうな雰囲気だったので、みんなで仲良く暗記スタート。

最初にA(年長)が小鬼の前で暗唱したが

 

「速度が遅い!やり直しッ!」

 

まさかの時間制限あり。

なぜか1分以内(たしか)に暗唱が終わらなければ不合格という理不尽な条件を突きつけられた。
時間内に終わるようになったときが本当の定着だみたいなことをいわれた。

人間やればできるもので、全員が終わるまで2時間くらいはかかったが暗唱はクリア。

ただこれはまだジャブ程度の試練だった。

この時点ですでになんかわからないけど

騙された。

みたいな感情が渦巻いていた。

第2の試練 〜エンドレス机〜

暗唱が終わって、すでにみんな疲れているのだが、小鬼の指示は続いた。

「机をここに並べろ。」

言われるがままに5人で、机を並べると。

「遅いッ!!!!」

またも勇次郎。

「そんなにダラダラ行動するな、仕事もそんな風にこなすのか!?」

などと、謎説教(2回目)

またも、5人がポカーン。

説教の理由がよくわからないんですよ
全部、予定調和というか・・・。

ここでなぜが小鬼はストップウォッチを取り出し

「可能な限り早く机を並べろ」

と言った。

 

?!?!?!ww

 

って感じなんだけど、とにかく指示に従うしかない状態なので

 

せっせと机とを並べる5人w
かなりシュールな映像w

 

しかし、どんなに机を早くならべても

 

 

「遅いッ!!!」

だの

「甘えがあるッ!!!」

だの、言われて何十回も机を並べては片付け、並べては片付けを繰り返した。

(長机だから重かった。)

ストップウォッチのタイムは言ってくれないので
どの位のタイムがいいのかわからないまま、机を並べ続けていくと

「OKだ。」

と小さく小鬼が言い、やっとの思いで終了した。

その後に続けて

 

「仲間と協力をすれば、仕事が早く終わることがわかっただろう?」

 

 

んっ?!?!?

なにそれ!!!

てか、そこ?!?!?!

なにそのまとめ方。笑

 

そんなこんなで、綺麗にならんだ机で次の課題が課されたのである。

 

時計がないから時間がわからなかったけど、もうこの時点でいい時間だったと思う。

第3の試練 〜目標トラップ〜

軽くご飯を食べてから間髪入れずに、綺麗に並べた机に着席。

小鬼「これから、お前らの目標を書いてもらう。」

そういって、紙を渡してきた。

紙には

私は今年中に◯◯を達成します。
そのためには〜

みたいな感じのテンプレと余白があった気がする。

これを埋めろとの指示。

15分くらい考える時間を与えられ、1人づつ小鬼に見せていく流れに

 

ただし、なんど見せても

「目標が低い」
「具体性がない」

とかなんとかなにかしらの文句を言われなかなかOKが出ない。

COJI
COJI

これも長期戦。笑

ここでC(好青年)が、かなり高く具体的で
到底到達できない目標を結構な長文にまとめて小鬼に見せると

「お前はこれを軸にしていけ」

とOKがでた!

 

 

光明!!!(CV:立木文彦

 

 

活路を得たみんなは、Cの真似をして目標を長文にまとめていった。

すると、徐々にOKがでてくるようになり長期戦も終了の兆しが見えてきた。

しかし

 

D(ポンコツ)がなかなか書き終わらない。

 

明らかに小鬼がイライラしてきているのが分かった。
みんながOKをもらっている状態にもかかわらず、いっこうに書かない。

「やばい」

そうおもったときにはもう手遅れだった

 

小鬼はブチギレた。
勇次郎状態で

 

 

「終わったお前らはなぜ手伝わない?!」

 

 

 

・・・いや、こっちかーい!!!笑

 

 

D(ポンコツ)に対してじゃないの?!笑

なんてことは言えずに、しぶしぶ4人でDの手伝いをし
OKがでるまで、なんども校正や考案をおこなった。

 

最終的に5人全員とも結構な文章量になっていたのを、おぼえている。

 

全員OKが出た後に、小鬼が

「おいD、お前がこの研修のリーダーをやれ。」

そう言った。

 

Dが完全にロックオンされた瞬間だったw

 

正直ちょっと笑いそうになった。笑

 

そして、小鬼が続けて

「今日はもう寝て明日に備えろ」

ここにきて、やっと1日目が終わった!!!

内心大喜び。

たぶん残りの4人もそう思ってたと思う。

 

「明日は5時にグランド集合」

「それと、いま書いた目標を暗記しておけ。明日テストをする。」

といって小鬼が去った。

 

完全にはめられた。
長文を書かせておいて、それを暗記させるとはw

 

とはいえ、夜も遅いので部屋に行く5人。

すでに疲労困憊。笑

部屋に戻っても、ほとんど会話はなく

自分の書いた目標の紙とにらめっこしたまま怒涛の1日目が終了した。

まとめ

波乱の1日目が終了。

あと2日分くらいの内容がありますが、Part1はここまで。

ちなみに、こんな感じでなにも気にせずに書いていきます。笑
こんな意味のない記事をここまで読んだあなたは変態です。いやかなりの変態です。

もちろんもっと辛い経験をされてる方はいると思うんですが、わたしの中では結構衝撃的でした

気になる方は次の記事も読んでくださいねー!

次回

『決戦、Dの意思を継ぐもの』

この次もサービス(残業)サービス(残業)!!

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