【ブラック研修体験談】ブラック企業時代のやばい研修 Part2

COJI’S

こんにちはCOJI(@COJIsan0611)です。

前回に引き続きブラック企業時代に経験したやばい研修の続きを書いていきます。

まだPart1を見てない方はぜひこちらを!

注意点としてはPart1と同じく

  • 以前のことなのであいまいな部分あり
  • 特定を避けるために内容を多少変えてます
  • 有益性はありません
  • 就職控えてる人・・・ごめんなさい!

こんな感じのところです。

COJI
COJI

有益性なんてないからな!

それを踏まえていただいたところで

それではPart2

『決戦、Dの意思を継ぐもの』

いってみましょう。

一応、登場人物だけ

A:年長、真面目なポンコツ
B:元ヤンの年下
C:まともな好青年。絵がうまい。
D:ポンコツ。お気楽、同い年
小鬼:この研修の先生。大先生。

第4の試練 〜ラジオ大層(体操)〜

2日目が始まった。
昨日の小鬼の指示通りに5時にグランドへ。

小鬼なにやらラジカセを取り出し

「まずは、ラジオ体操だ」

と、5人にラジオ体操をするように催した。

まずは1回目は普通にラジオ体操。
(確か第一だけ)

普通に終了。
終わった途端に小鬼が

 

「声が小さいッ」

 

と、朝からキレる。
すさまじいバイタリティだと思った。

つづけざまに

「リーダーがまとめろ」

といった。

この瞬間、D以外のみんなが焦ってたと思う。

Dにまとめられるか・・・?って点で。

さらに、リーダーのDをグランドの中心にして、4人はグランドの隅で

声が聞こえるようにラジオ体操せよ。との指示。

COJI
COJI

地味にきっつい。

そして、朝から全力の声を出してラジオ体操。
みんながお互いの声が聞こえるまで続けるとか言う始末。

ちょいちょい、Dが叩かれたりしてたけどラジオ体操は10回くらいやったら終わった。

COJI
COJI

感覚マヒしてない?

そのあとはご飯を食べて、武道場に集合とのことだった。
あれ、意外と簡単に終わったなと錯覚するレベルになっていた。

安心したのもつかの間、本当の地獄はここからだったのだ。

第5の試練 ~scream&hug~

小鬼の指示通りに武道場に集合すると

まずは『机並べの刑』

とりあえず初日と同じように、何度も机を並べさせられた。
地味に面倒だったけど、耐えられるレベルになっていた。

せっかく机を並べたのに、机を片付けて終了した。(重要)

COJI
COJI

おい。笑

すると小鬼が武道場のカーテンを閉め、パイプ椅子を並べ始めた。
小鬼と1人が向き合って、残りは後ろ、みたいな配置。

すると小鬼が

 

「これから昨日書いた目標の暗唱を行う」

 

「1人づつ発表しろ、声でおれを殴れ

 

つにきたかーってかんじだった。

ってか

 

声で殴れってなんやねん。笑

 

ここまでくると感覚が麻痺してきているので
特に何の感情も動かずに開始できた。

今考えると頭おかしい。
ある意味研修の効果が出てきていたのかもしれない・・・。

COJI
COJI

知ってた!

しかしまぁ、小鬼は名言を生み出す。

 

とりあえず、最初は年長のAからスタート
この人声変わりした?って感じの高い声で自分の目標を叫び出す。

結構な声量だった。

本当に後ろに座ってる自分達にもビリビリくるくらい。

 

 

小鬼「声が小さいッ!!!」

 

 

えっ?!?!

いや、大きいよ!!

 

この声量で小さいって、これもうOKなんかでないやん。
ってかそもそもなんでOKだされなきゃいけないんだよ!

でも、やるしかない。

 

次に自分の番だった。

もちろん声を絞り出した。

 

小鬼「お前には気持ちがないッ!!!」

 

そういわれ不合格。
すんなりOKがでるとも思えなかったので予想通りといえば、予想通り。

COJI
COJI

気持ちが無い。笑

ひとしきり5人全員が

「本当に思ってるのかッ?」
「気持ちが足りないッ」

とかなんとか言われて、やりなおし

 

「声でおれを倒すつもりがあるか?」

「おれを突き抜けて声を通せッ!」

 

 

とか言われたけど

 

 

結構、意味不明。

 

COJI
COJI

とくに後半な!笑

何周か繰り返していてもなかなかOKがでない。

何周もしていると、待っている間は外で練習してもいい謎ルールのお陰で
適当に声を出しながら休憩ができたので、時間は結構たつのが早かった。

もう、何周目かわからない段階でD(ポンコツ)の番だったが。

 

 

ついにDが壊れた。

 

何回も他の人の叫びを聞いているので他の人の内容も頭に入っていたのだが

 

Dは昨日書いた目標以外のことを突然叫びはじめた。

COJI
COJI

Dが壊れた。笑

 

簡単にまとめると

壊れる前に叫んでいた目標が

  • 営業目標達成
  • 新規顧客の獲得
  • 自己研鑽

らへんの無難な目標でだったのだが

壊れた後は

  • 昔からなにをやっても駄目だった
  • 就活もうまくいかなかった
  • 自分を変えたい
  • 営業も外された

 

そんな感じの内容だった。

 

 

ってか、営業外されてたのかーい!!!w

 

こんな状況で知る同期の状況。正直これも笑いそうになった。
しかし周りの目など関係なく、どんどんと壊れていくD。

もう腕とかをブンブン振ってたw

 

完全にDにはなにかが宿っていた。

 

 

「おれは・・・・営業に戻る!!」

 

「戻るんだッ!!!」

 

「おれは絶対、営業に戻るっ!!!」

 

営業王の誕生だった。

Dは完全に『Dの意思』を継ぐものだった。

COJI
COJI

ワン〇ースかよ!笑

 

小鬼「そのまま続けろッ!!!」

 

と、謎のリクエスト。

それにこたえるようにDはひたすら

「営業に戻る!!営業に戻る!!営業に戻る・・・・・」と連呼し続けた。

すると腕を組んで座っていた小鬼が立ち上がり

「やっとこのステージまで来たな。」

 

といいながら

 

 

やさしくDを抱きしめた。

 

 

号泣&嗚咽するD。

 

 

・・・・・いや、なにこれ?!?!?!

 

猛烈なまでの異様な空間。

そして、謎のやり取り。

号泣しているDのことはどうでもいいのだが

ふとよぎるのが

「自分もこれをやるまで終わらないのか・・・」

ってところ。笑

とにかくそんなことはやりたくないって感情しか生まれてこなかった。

 

ただし、Dのおかげで突破口はみえたのだった。

COJI
COJI

Dに感謝!!

突破口が見えたことにより、皆の士気は確実に上がっていた。

DにつづいてAも試練を突破した。

Aはどうやら感情が動きやすいタイプだったらしく
Dと同様にボロボロと泣きながらも

自分の思いをぶちまけ、小鬼に抱きしめられフィニッシュした。

合格者はいちいち抱きしめられるらしい。笑

意外だったのがB(元ヤン)も泣きながら目標を叫んでたところ。

COJI
COJI

それは意外。笑

それによってBも抱擁。

つまり、合格。笑

 

そのあとにC(好青年)もなんなく合格した。
Cはなんかしらないけどあっさり合格。

Cの合格によって

『目標を叫ぶ謎の試練』は自分だけが残ってしまったのだ。

 

 

これはピンチ。

 

ピンチ、ピンチ、ピンチ。

自分はあまり感情が動くタイプではなく

泣くことが難しく、はっきりとしたピンチだった。

逃げ出せないように山奥に連れてかれ
外部との連絡を閉ざされ
目標を叫び続けさせられたあげく

壊れた人間を目の前で見せられた。

 

なんとかこの研修を終わらしたい!!

はやく休憩がしたい!!

考えに考えた挙句

この試練を突破するためにだした結論が

 

 

『鼻水』だった。

 

 

笑われるかもしれないが、極限状態で出した結論が『鼻水』だった。

COJI
COJI

なんだそれ。笑

慢性的に鼻炎のわたしは、鼻水が結構でる。
それを利用しようと考えたのだ。

今思うとやっぱり頭おかしい。

 

わたしの作戦はこれだ

 

1)立って目標を叫ぶ
2)必要以上に頭を振る
3)鼻水をまき散らし、すすり続ける

 

 

鼻水をすすり、まき散らし、頭を揺らすことで
鼻水を涙と勘違いさせ合格しようという算段だ。

COJI
COJI

いやいや。笑

 

残されたわたしの発表がはじまった。
序盤から叫び飛ばし、徐々にテンションが上がってきたと見えるように

どんどんと頭を振っていく

 

そして鼻水を飛ばす。

頭を振る。

そして鼻水を飛ばす。

 

振る

飛ばす

 

振る

飛ばす

 

振る⇒飛ばす⇒振る⇒振る⇒飛ばす⇒飛ばすって感じ。笑

その動きを続けていると

 

「ガタッ。」

 

小鬼が動くのが見えた。

 

 

勝った。

 

鼻水を飛ばしながらも、内心ガッツポーズ。

 

小鬼が私に近づき

 

小鬼がそっとわたしのことを抱きしめた。

 

終わったのだ。

 

COJI
COJI

鼻水大勝利。笑

 

小鬼「よくやったな。」

 

抱きしめられてるので、小鬼にも鼻水がついてた。笑

鼻水に関しては申し訳ないなーと思いながら時間が経つのを待っていると

周りに聞こえないくらいの小さい声で

 

小鬼「まだお前は分かってないけどな。」

 

 

いや、バレてるー。笑

 

鼻水なのバレてるー。

 

ただ、いちおう合格は勝ち取った。

おれの勝ちだ!!

COJI
COJI

なんの、勝負?笑

これにて『目標叫び』は終了したのだ。

第6の試練 ~普通にきついから~

わたしの勝利で謎の修業は終了。
その後は夕食、そして風呂。

やっとまともな休憩時間をくれた。
ずっと叫んでいたので、みんな声がかれてた。

そういえば歯がない上司が持ち物に『のど飴』って言ってたのはこういう事か。
という、自分史上最もしょうもない謎が解けた。

COJI
COJI

伏線回収!w

休憩後は武道場に集合。次は座学だった。

 

正直、めっちゃ楽に感じた。

 

内容は適当に聞いておけばいいし、なにより鼻水を飛ばす必要がない。

内容はたしかクソしょうもなかった。

心・技・体がどうとか、こうとか。笑

つまらない講義も終盤に近付いてきたころにとんでもない事態が起こった。

 

 

D(ポンコツリーダー)が寝そうなのである。

 

 

まじでD。

ほんとにD。

 

 

B(元ヤン)とC(好青年)もそれに気づいて必死にDに伝えようとするのだが

 

全く気付かないD。

 

ちなみにA(年長)も気づいてなかった。笑

 

おこるべくして、最悪の事態はおきた。

 

小鬼がDに気づいたのである。

 

小鬼「おいD、なにしてる?」

 

D「すみません!」

 

 

いや、謝るの早ッ!!!w

 

 

小鬼「お前はリーダーだろうがッ!!!!!」

 

そういえばそうだった。

 

よく覚えてたな小鬼。笑

 

小鬼「連帯責任だ。」

小鬼「おれがいいというまで腕立てをしろ。」

 

 

部活かよ!
いや、部活でもやらんわ!!

 

 

てかD!!!!

 

小鬼の命令は絶対なのでみんなでひたすら腕立て。

いや、普通にきつい。笑

 

 

普通にきついから・・・

 

 

なにより腹立つのが一番最初に腕立てできなくなったのがDだった。笑

もちろんずっと腕立てできるわけもなく終了。
腕立ての後に、腹筋とスクワットもさせられた。

なんとなく進めていると、途中で小鬼が

「あと、各100回で終了だ。」

とかなんとか言ってきた
普通にきついが体力に自信があった私は難なくクリア。

みんなも続々とクリアしていく中で唯一クリアできない人がいた・・・
みなさんももうお分かりだろう

そうDだ!

サラネコ
サラネコ

もう、D!!!w

腕立てで腕が異常なくらいプルプルしているDをみんなで応援するという謎の構図に。
生まれたての小鹿よりもプルプルしてたw

てか、もともとはお前のミスなのになんで応援されてんねん!!w

見るに見かねた小鬼が

「おい!お前が手伝ってやれ。」

と私に向かって一言。

 

腕立てを手伝う?!?!?ww

 

腕立てってどうやって手伝うの?w
そんなことを言い出せる空気でもなく、私はすぐさまDの腕立てを手伝うことに決めたのだ。

仕方なく腕立てしているDの上から服を引っ張り上げて腕立てを補助し始めた。
しばらく補助をしていると完全に私の悪いところが出てきてしまった。

  • なんで腕立てを手伝わなければいけないのか?
  • Dに対する多少の恨み

この2つがちょうどたまっていた私

サラネコ
サラネコ

ちょうど?!

途中からDの服を思いっきりひっぱり服をビリビリに破いたのだw

プルプルとビリビリの奇跡のコラボレーション。
半裸の男性がプルプルの腕立てをしているのををみんなで見守る会。

奇跡的にシュールな映像が完成したのだ。

この時ばかりはちょっとDに申し訳ないことをしたなとw
でもDなんですよ!!!w

そんなこんなで服を破って謎の筋トレは終了。
その後小鬼の再講習を終了させ、なんとか2日目の研修が終了したのだった。

COJI
COJI

長かったな!

まとめ

怒涛の2日目が終了。
次が最後になると思います。

COJI
COJI

長い。笑

もっとつらい思いをされてる方もいると思いますが。

人が壊れていくのをはじめて見た感覚がして、個人的には衝撃的でした。

あんなんなると思わなかったw

もし気になる人がいるのであれば、次のも読んでってください!

 

次回、最終回!!

『瞬間、感情の爆発』

この次もサービス(残業)サービス(残業)!!

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